「ウォーターサーバーをレンタルする時の価格が気になる」「価格が安いメーカーはどこ?」と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。
こちらの記事で解説する『ウォーターサーバーの価格を考えるときに、知っておくべき5つのこと』を確認すれば、きっといろんな選択肢が見えてくるはずです。
なぜなら、私もウォーターサーバーを契約する際に「価格」は重視したポイントの1つであり、情報を事前に確認しておくことで、長期的にレンタルする際にとても役立ったからです。
それでは以下で『ウォーターサーバーの価格を考えるときに、知っておくべき5つのこと』と、各ウォーターサーバーについてリサーチしたことをまとめてみました。
目次
この記事はこんな人におすすめ
- ウォーターサーバーを選ぶときは、価格を重視したい
- 価格比較する時って、どんな項目を比べればいいの?
- 価格が安すぎるウォーターサーバーを選ぶと、失敗しそうな気がして不安
- レンタル料や解約料などそれぞれの価格を知りたい
- 価格によっては、ウォーターサーバーの乗り換えを考えている
価格を考える前に!絶対知っておくべき5つのこと
ウォーターサーバーを選ぶ時に、あなたはどのようなポイントを重視しますか?
お水の美味しさ・デザイン性の高さ・手間の度合いなどさまざまありますが、その中でも「価格」を重視する人は多いです。
そこで「価格を考える前に!絶対知っておくべき5つのこと」をテーマにまとめていくことにします。
1. 初期設置の価格ではなく、ランニングコストを考える
ウォーターサーバーの価格を比較検討するときには、トータルの金額を見ていくべきです。
つまり、毎月の水の使用料や年に数回のメンテナンス料だけをバラバラに比較していても、意味はありません。
ウォーターサーバーを選ぶときに価格を重視するならば、ランニングコストを意識していきましょう。
ウォーターサーバーのランニングコストとは?
ウォーターサーバーの価格は、初期費用とランニングコストの2つに分かれます。
初期費用は初めてウォーターサーバーを設置するときにかかる料金で、ランニングコストは契約期間長期に渡って毎月必ずかかる料金のことです。
ランニングコストとの中には、以下の4つの項目が含まれています。
- 毎月の水の使用量に対する代金
- サーバー本体のレンタル代金
- メンテナンス代金(月割の場合)
- サーバーの電気代金
ウォーターサーバーを導入するということは、上記の4つの支出が増えるということです。
必ず発生する項目であり、水の使用量やどのような機種を使うかによって電気代やレンタル料金も異なります。
もちろんメーカーによって大きく異なりますので、価格で比較をするときには、トータルのランニングコストを比較していくことが大切なのです。
それでは、ランニングコストの4つの支出について更に詳しく見ていきましょう。
1. 毎月の水の使用量に対する代金
毎月の水の使用量に対する代金は、2つのポイントで金額に差が出てきます。
1つ目は、水の使用量です。
当然のことですが、水の使用量が多いほど、毎月の請求金額も大きくなります。
2つ目のポイントは、水の種類です。
ボトル式のウォーターサーバーに使用されている水は、ほとんどが天然水とRO水の2種類です。
天然水は自然のミネラル分が豊富に含まれたお水で、RO水は人工的にミネラル分を追加したお水となっており、一般的にRO水の価格が安くなっています。
天然水は地下水を汲み上げている分、採水量にも限度がありますし、何より手間がかかるので価格も多少高くなるのです。
2. サーバーレンタル代金
ウォーターサーバーは基本的に、購入ではなくレンタルとなっています。
メーカーによってサーバーレンタル代金が初月だけ無料になったり、前月のボトル注文数によってレンタル代金が割引になるサービスをしています。
つまり、メーカーや機種によってレンタル代金が無料なのか、有料なのかは違うので確認が必要となります。
中には、レンタル代金が無料というところもあり、とてもお得に感じることでしょう。
しかしながら、無料だからと言って手放しに喜ぶことはできません。
無料レンタルのサーバーの中には、基本的な機能しか付いていないものも多く、クリーン機能やエコ機能が搭載されていないために、結局は他の部分でお金がかかってしまうケースが珍しくないのです。
レンタル代金が有料だからと言って、そのメーカーや機種を避けるのではなく、無料なら無料の理由を、有料なら有料の理由を明確にするようにしましょう!
参考までに、サーバーレンタル代金が無料、または有料のメーカーをピックアップしてみました。
レンタル代金が【無料】
- クリクラ (https://www.crecla.jp/sp/pakutto-cp2018/?cc=81058)
- サントリー天然水ウォーターサーバー (https://www.suntoryws.com/lp/sp1/)
- プレミアムウォーター (機種によって無料と有料がある。https://premium-water.net/waterserver/utm_source=yahoo&utm_medium=ppc&utm_campaign=gift_2000&utm_content=search_name_other)
- うるのん (一部サーバーを除いて無料。https://ulunom.tokai.jp/)
- コスモウォーター (https://www.cosmowater.com/sp/)
- フレシャス (スマートプラス ウッドの場合のみ、初回に限定カラー料2,000円(税別)が別途かかるが、それ以外は無料。https://www.cosmowater.com/sp/fee/fee.html)
レンタル代金が【有料】
- フレシャスデュオ (初月は無料となるが、次月以降は注文数によってレンタル代金が割引されることもある。
https://www.frecious.jp/smart/price/) - アルピナウォーター (月872円(税別)/台。設置月は無料。http://www.alpina-water.jp/goods/index.html)
- ハワイアンウォーター (スタンダードタイプのみ無料で、他のタイプはレンタル代金がかかる。https://www.hawaiiwater.co.jp/price/)
- キララ (https://www.kirala.jp/use/)
3. メンテナンス代金
メンテナンスとは、ウォーターサーバーを新しいサーバーと取り換えることです。
メーカーによってメンテナンスの頻度は異なりますし、クリーン機能がついている機種に関してはメンテナンスが不要の場合もあります。
メンテナンス無料のところもありますが、有料でもメンテナンスはしっかりとするべきです。
メンテナンスを疎かにすると、衛生的ではないので安心してお使い頂けません。
4. 電気代金
ウォーターサーバーは契約後、365日24時間使い続けるご家庭がほとんどです。
コンセントを差している限りは、電気代が発生してしまうと覚えておきましょう。
一般的に1ヶ月あたり1000円程度と言われているウォーターサーバーの電気代ですが、省エネ機能を搭載している機種であれば月の電気代を半分以下に抑えることもできます。
実際に、大手ウォーターサーバーメーカーは省エネやエコモードに力を入れているので、価格を重視してウォーターサーバーを選ぶ人はリサーチをおすすめします。
省エネ・エコモード搭載のウォーターサーバー
フレシャスデュオ
(光センサーによって、お部屋の明るさを感知して、自動でSLEEPモードにしてくれる。その他に、自動的にヒーターの電源がオフになるエコモードも搭載してあるので、消費電力はグッと抑えられるのが魅力。https://www.frecious.jp/dewo/point/index.html?id=link3-1)
コスモウォーター
(スマートプラスには、消費電力を最大60%カットできるエコモード機能がついているので電気代もお得。https://www.cosmowater.com/sp/product/waterserver/)
クリクラ省エネサーバー
(新型シーズヒーターを採用することで、従来品より最大58%の電気代を削減することに成功。初回金7,000円(税別)がかかるのですが、11ヶ月以上の継続利用の場合は、従来のクリクラサーバーよりもお得に使える。https://www.crecla.jp/news/2014/10/post-105.htmlhttps://www.crecla.jp/news/2014/10/post-105.html)
キララ
(通常モードとエコモードがあるので、調節が可能。通常モードの場合は冷水3~8℃、温水83~93℃。エコモードの場合は冷水10~18℃、温水60~70℃となっている。https://www.kirala.jp/)
2. サーバーのタイプによって、初期設定時の価格に大きな差があることを理解する
ウォーターサーバーのタイプによって、初期設定時の価格に大きな差があることを理解しておく必要があります。
ここまでさまざまなメーカーをご紹介してきましたが、こちらは全て「ウォーターボトル補充型」のサーバーになります。
ウォーターサーバーには、水道の元栓に直接専用のパイプをつなげて、水道水をろ過して使う「水道直結型」のサーバーもあります。
どちらのタイプを使うかによって、ランニングコストだけではなく、初期設定時の価格も大きく変わってくることを理解しましょう。
初期設定時の価格が高くなるのは、間違いなく「水道直結型」のウォーターサーバーです。
水道の元栓と専用のパイプをつなげるための初期設置工事が必要となるので、数万円の出費がかかります。
ランニングコストの観点から判断すれば、ボトル補充型よりも水道直結型のウォーターサーバーの方が場合によっては安く済むこともあります。
つまり、お金がかかるポイントが違ってくるというわけです。
価格は、ウォーターサーバーのタイプによっても大幅に変わっておくことを理解しておきましょう。
3. 500ml単位で価格を出していく
公式ホームページに記載してある価格だけをメモして、それを比較していく時に間違えてしまう人も少なくありません。
なぜなら、メーカーによって水の料金だけではなく、容量も変わってくるからです。
ですから、水の価格を比較するときには、500ml単位で考えるようにしましょう。
ウォーターボトルは基本的に12L、軽量タイプでも7Lほどになりますが、普段コンビニやスーパーで500ml、1L、2L単位で水を購入することが多いですよね。
いまいち価格が掴めないのも、仕方ありません。
そこで普段買い慣れている500ml単位の水の価格を出すことで、ウォーターサーバー選ぶときに、よりリアルな感覚で選ぶことができるでしょう。
4.価格に縛られない!サーバー設置の一番の目的を明確に
「価格が安い=あなたにとって良いウォーターサーバー」とは限りません。
さまざまなメーカーから一社に絞っていく段階で、価格が重要になってくるのはもちろんのこと。
でも、その前にあなたがウォーターサーバーを自宅や事業所で使おうと思ったきっかけを忘れないようにしましょう。
きっかけは人それぞれ!
- 美味しい水が飲みたかった
- 買いに行く手間を省きたかった
- 赤ちゃんが生まれるから、安心・安全なお水を使いたかった
- 実用的なインテリアとして置きたかった
本来ウォーターサーバーに興味を持ったきっかけを念頭に置けば、価格だけにとらわれることはなくなくなります。
「子供たちが毎日飲むものだから、価格が安すぎても不安」「購入の手間が省けた分、価格はあまり気にしていない」という声もあることから、サーバー設置の一番の目的を明確にしておくことが大切です。
5. どうしてこの価格になるのかをリサーチする
価格が安いお水、ウォーターサーバーには理由があります。
ですから、ある程度の相場価格を知った上で、各メーカーの違いや、良し悪しを吟味していくことが求められます。
どうしてこの価格になったのかを、リサーチしてみましょう。
例えば、天然水にこだわっているのに、RO水よりも安い価格を求めるのは間違っています。
なぜなら、天然水は自然の力によって作られたものであり、人工的に作られたRO水よりも貴重なお水だからです。
私たちの口に入るまでに、手間も時間もかかるわけですから、価格が高くなるのも納得ができますよね。
このように天然水がRO高い価格なのには、それなりの理由があるのです。
必ずしも「安い=良い」とは限らないことが分かりますね。
以上が、ウォーターサーバーの価格を考える前に、絶対知っておくべき5つのことです。
レンタル代金、水の代金のようにそれぞれで考えるのではなく、ランニングコストはトータルで考えていくことが大切です。
価格が高くなったり、安くなるのには、きちんとした理由があるので、価格だけに安易に踊らされるのではなくしっかりと商品の本質を見極めていきましょう。
価格で徹底比較!各種ウォーターサーバー
ウォーターサーバーを選ぶ時には、徹底的に比較した方が良いでしょう!
契約期間が設けられているので、解約金の関係上、そんな簡単に解約することは出来ないはずです。
そこで、皆さんに代わってこちらで徹底的に比較してみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
大手一社目: アクアクララ
ウォーターサーバー業界の中でも、特に大手メーカーとして評判なのがアクラクララです。
最近では、ウォーターサーバーとコーヒーマシンの一体型の機種も発売されて業界内でも注目を集めていますよね。
市場シェアナンバーワンであり、モンドセレクションも連続受賞しているアクアクララの詳細はこちらです。
- 【レンタル代金の有無】: 無
- 【メンテナンス代金の有無】:無
注意!上記の名目ではないが、専門スタッフによる配達設置、サーバーの定期メンテナンス、故障対応を含むあんしんサポート料がとられる。これが実質的な維持費となる。 - 【1ボトルあたりの容量】:レギュラータイプ 12L (1,200円/本+消費税 宅配料込) スリムタイプ 7L (900円/本+消費税 宅配料込)
- 【500ml換算の価格】:50円+消費税
- 【水の種類】:デザインウォーター
- 【回収の有無】:有
- 【対応エリア】:全国
※アクアクララは全国のフランチャイズ(FC)加盟店と宅配システムを完備している。 - 【契約期間】:6ヶ月
- 【契約期間に満たない解約時の価格】:ウォーターサーバー設置後6カ月(180日)を経過しない間に退会した場合、3,000円+消費税の退会手数料がかかる。
- http://www.aquaclara.co.jp/tv/?adid=af&pr=camp&md=a8pc&mn=g001k0001&uiaid=qrszvnb1ce&utm_expid=47941240-1.bbjNRVt5SFqJMtQgCKjwDQ.0
大手二社目: クリクラ
知名度抜群のクリクラは、コストパフォーマンスが優れているとファミリー世帯からは人気があります。
無駄なお金をかけずに、手軽に契約できるウォーターサーバーとしても定評があるので、はじめて契約する人にはおすすめです。
無料でお試しできるサービスもしているので、気になっている人も多いでしょう。
- 【レンタル代金の有無】: 無
- 【メンテナンス代金の有無】:無
注意!あんしんサポートパック料として、417円(税別)/月を支払えば、専門スタッフによる対応・故障時の無償対応・年1回のサーバーメンテナンス・小さな子供への安全対応などのサービスが受けられる。 - 【1ボトルあたりの容量】:12Lと6Lタイプがある
- 【500ml換算の価格】:約52円(12Lタイプの場合)
- 【水の種類】:RO水
- 【回収の有無】:有
- 【対応エリア】:北海道~九州
- 【契約期間】:無し
- 【契約期間に満たない解約時の価格】:無料
- https://www.crecla.jp/
大手三社目: コスモウォーター
コスモウォーターは、省エネ設計・Wクリーン機能に加えて、デザイン性にとことんこだわり、他のメーカーにはない魅力を打ち出しています。
2017年度のグッドデザインアワードも受賞しています。
足元でウォーターボトルを交換できるので、女性・妊婦・高齢者からも「とても交換が楽で嬉しい」との口コミも多いです。
- 【レンタル代金の有無】: 無
- 【メンテナンス代金の有無】:無
- 【1ボトルあたりの容量】:12L 1900円+消費税
- 【500ml換算の価格】:79円+消費税
- 【水の種類】:天然水
- 【回収の有無】:ワンウェイボトルのため無し
- 【対応エリア】:北海道から九州まで(沖縄、離島をのぞく)
- 【契約期間】:smartプラス 規定利用期間:2年
- 【契約期間に満たない解約時の価格】:サーバー引取手数料:9,000円(税込9,720円) サーバー交換手数料:5,000円(税込5,400円)
- https://www.cosmowater.com/sp
価格が安い!株式会社ダイキチのフレール
大手に比べて、マイナーなウォーターサーバー会社ですが、とにかく価格にこだわりたい人にはおすすめです。
天然水をベースにしたRO水となっていますので」、美味しさもばっちりです。
ボトルの容量が少ないので、女性や高齢者の方でも交換しやすいと定評があるので
- 【レンタル代金の有無】: 有
- 【メンテナンス代金の有無】:無
- 【1ボトルあたりの容量】:6.2L
- 【500ml換算の価格】:43.5円
- 【水の種類】:天然水をベースにRO処理
- 【回収の有無】:使い捨てパックなので無し
- 【対応エリア】:基本的に全国対応。
- 北海道、沖縄は別途配達料がかかる&一部離島地区へは配達無し。
- 【契約期間】:1年間
- 【契約期間に満たない解約時の価格】:1年未満での退会の場合のみ、サーバー引取り手数料5000円(税別)
- http://www.flair-water.jp/flair_water.html
価格が安い!アルピナウォーター
12Lのボトルのため交換が楽チンですし、なんといってもコストパフォーマンスに優れていると評判です。
注文ノルマがないので、自分の好きなタイミングで注文できるのも大きなメリットです。
アルピナウォーターの水の価格の安さは間違いないですし、美味しさも申し分ないので注目度は高いです。
- 【レンタル代金の有無】: 有
- 【メンテナンス代金の有無】:無し(定期的にサーバーまるごと無償交換)
- 【1ボトルあたりの容量】:12Lと8L
- 【500ml換算の価格】:約44円
- 【水の種類】:RO水
- 【回収の有無】:有
- 【対応エリア】:東京23区及び東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬・福島・愛知県・大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県。甲信越・四国地域(長野・山梨・新潟・愛媛・香川・徳島・高知)。
- 【契約期間】:半年
【契約期間に満たない解約時の価格】:解約金発生するので、問い合わせ必要 - http://www.alpina-water.jp/member/
ウォーターサーバーを価格で比較する際は、慎重に
上記で紹介した「ウォーターサーバーを価格で比較する際に、知っておくべき5つのこと」を事前に理解しておくことで、後悔のないウォーターサーバー選びができるはずです。
長期的に便利なウォーターサーバーを使い続けていきたいという人は、特に価格に対してシビアになりますし、シビアになるべきです。
それでは、最後にもう一度この記事の内容を確認しましょう。
- 価格をリサーチするときは、ランニングコストで比較していく
- 「価格が安い=良いウォーターサーバー」とは言い切れない
- 長期的にウォーターサーバーを使いたい人は、価格帯にもシビアになろう
日本国内には、たくさんのウォーターサーバーメーカーがあります。
知名度の高いメーカーや、新しく業界に参入してきたメーカーまでさまざまです。
初めての契約は不安や疑問も多いでしょうが、この記事を読んでいる方なら大丈夫。
しっかりと価格について吟味した上で選んでいけば、後悔する選択はしないはずです。